非定型うつ病の症状

最近では、従来のうつ病の症状に当てはまらない非定型のうつ病の症状を持つ人が増えているそうです。

今までのうつ病の症状で言うと、たとえば身体症状でいえば、食欲がなくなる、不眠傾向になるといった症状が多かったのに対して非定型のうつ病の症状の場合は、過食になり、さらに眠れ過ぎてしまう過眠状態になるというものです。

また、精神症状に関しても、今までは何をしてても楽しくないといった症状があるのに対して、非定型のうつ病の場合は、自分が興味のあることに対しては、それに反応して楽しく感じることができます。

なぜこのような非定型のうつ病が増えてきたのかは、理由は定かではないですが、今後も形が変化したうつ病のイメージを覆すようなうつ病の症状が出てくるものと思われます。

非定型のうつ病以外にも、回避型、逃避型うつ病などという名称で、新しいうつ病の症状が出てきています。医者の方もけっこう混乱しがちなようです。

治療方法や、薬の処方に関してもこのような従来のうつ病の類型に当てはまらないうような症状の場合は変わっていくかもしれませんね。