躁うつ病の症状

うつ病の症状と躁状態の症状が組み合わされたものが躁うつ病の症状ということになります。

うつ病の症状だけのことを単極型といって、躁うつ病を双極性という言い方をします。

もともとうつ状態しかない人は、それから躁うつ病になることはないと思います。ですから、一般的なうつ病と躁うつ病は、同じ気分障害の範疇ですが、治療法も症状も違う病気だと認識してもいいかもしれません。

基本的に躁うつ病の症状は、朝にうつ状態で夜になると躁状態になるといったパターンから、一ヶ月間はうつ状態で次の一ヶ月間は躁状態が続くということもあり、人によってその周期には違いがあります。

注意しなくてはならないのは、躁状態の時に非常に何事にも活発になりますから、人間関係を壊してしまったり、お金を必要以上に浪費してしまったり、自分にとって不利益な事態になってしまうことがあります。

そういった活発な時期にあまり無理をしすぎると、うつ状態に一気に入ってしまって、自殺の危険性も出てくるかもしれません。

こういった躁うつ病の症状を、抑えるためには薬物治療である程度、うまく自分の気分の調子を整えることが大事になると思います。

薬でもどうしても防げないときは、入院となるケースもあると思います。そうは言っても躁うつ病の場合、精神科に入院したとしても短期間の調子を戻すための入院となると思われますので、長期間入院するということはめったにないと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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